有名人気番組などでも紹介され、その知名度が一気に広がった副業といえば、愚痴聞きバイト。
メディアでも表面的な部分しか紹介されていませんし、詳しいことを把握している方は少ないことでしょう。
ここでは愚痴聞きの仕事内容や報酬、更に仕事の探し方などについて紹介します。
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愚痴聞きサービスの副業とは
メディアで話題になっている愚痴聞きサービス。
その名の通り、電話を掛けてくる人間の愚痴を聞いたり、話し相手になってあげコミュニケーションを取ってあげるという仕事になります。
愚痴聞きというとイメージ的に悪いということもあるので、リスニングスタッフと呼ばれたり、傾聴スタッフといった呼ばれ方や求人を出されていることが多いですね。
電話でコミュニケーションを取るということが基本ですが、現在では当たり前に使われているテレビ電話などを使ってコミュニケーションを取るケースも存在します。
単純な不平不満の愚痴を聞くばかりではなく、悩みの相談を受けたり、自慢話を聞く、世間話の相手をするなどバリエーションは豊富です。
利用されるクライアントが家族や友人など信頼のおける人間の存在が近くにない方や孤独な方、更に友人などがいたとしても、本音を語れる相手がいないという方、身近だからこそ言えない話を聞いて欲しいという方や訳ありの方などさまざまです。
こういったクライアントの話を聞き、寄り添ってあげることが仕事内容になります。
愚痴聞きサービスでいくら貰えるの?
愚痴聞きサービスのオペレーターをしてどのくらい稼げるのかというのは気になることでしょう。
他人の愚痴を黙って聞き共感を示すというのは、なかなかストレスが溜まる作業ですよね。
愚痴聞きのオペレーターの報酬ははっきり言ってまちまち。時給換算すると800円から6000円までと幅広いです。
どうしてこういった状況なのかというと、個人開業されている方と業者に在籍しているケースとで違ってくるからです。
業者に在籍しているオペレーターの場合、時給800円から1200円前後が報酬になるのが相場です。
完全出来高制を採用さいている業者や、個人開業している業者である場合には、30分で1000円から3000円の報酬を稼げます。
愚痴聞きの利用料の相場が10分で1000円。その上で平均の利用時間が30分前後と言われていますから、3000円が利用料金の平均になります。
個人開業している場合には3000円がそのまま報酬になりますし、業者などに雇われている場合には、折半もしくは6:4の報酬になるケースが多いです。
愚痴聞きサービスの副業はどんな人に向いているのか
意外と高収入が期待でき、数をこなすことができれば本業以上の報酬を得られる可能性が高いと感じる方もいらっしゃることでしょう。その割には他人の話を聞くだけなんてかなりおいしいと。
しかしながら、愚痴聞きサービスの仕事は向き不向きがあり、やはり最低限でも聞き上手な方でないと続けていくことは難しいでしょうし、指名をされることもありません。
リスニングスタッフが向いている方の特徴としては、聞き上手な方です。
聞き上手というのは、相槌などを上手に打ったり、的確な質問をしたりして合いの手が上手な方が多いですね。
ただ無言で聞いていても聞き上手にはなり得ませんから勘違いしないようにしましょう。
また会話というコミュニケーションが好きだということ。
またプライベートな話などが出てくるケースが多いため、口が固い方が歓迎されます。
更に感謝されることが好きな方や精神的にタフな方などが向いているとされています。
愚痴聞きのクライアントはどうやって探す?
リスニングスタッフを副業にしたい場合どうすればいいのかというと、既存の業者にスタッフ登録をするのが最もてっとり早いでしょう。
検索エンジンを使えば沢山の業者がヒットします。この場合には、悪質業者も混ざっているケースもあるので注意しましょう。
例えば月収50万円稼げるなどといって応募者を募り、仕事をするために研修が必要と高額な研修費を徴収しようとするような業者。
他にも愚痴聞きとは名ばかりで蓋を開ければアダルト系のチャットレディだったなんてこともあり得ます。
口コミなどで評判が良い業者に登録をするようにしましょう。
また独立開業して個人で行うことも十分に可能です。ただしある程度に業者に在籍し固定客を見つけてから開業するのが良いかもしれません。
リスニングのスキルが高くても、ホームページ作成や集客などさまざまにやらなければならないことがあり、個人で行っていくのは大変ですからね。
報酬が高い愚痴聞きサービスは狙い目の副業
一般的なアルバイトなどと比較しても、愚痴聞きサービスのオペレーターは報酬が高くおすすめの副業といえます。
ただし精神的に弱い方やストレスを感じやすい方。感情移入しやすく正義感が強い人などには不向きです。
自分がマッチしている素質の持ち主であるという自信があるのであれば、まずは愚痴聞き業者に登録をして副業を始めてみましょう。