現代のコミュニケーションといえばLINE。そのLINEに欠かすことが出来ないものといえば、スタンプではないでしょうか。
自身の気持ちを絵で表現してくれるスタンプの存在は、何かとLINEでのコミュニケーションの中では役立ちます。
こういった事情を利用して、LINEスタンプを作成しそれを販売するという副業をしている方が急増しています。
ここではLINEスタンプ自作販売の副業について紹介します。
LINEスタンプの副業はプロじゃないと無理?
全世界で5億人のユーザーが利用しているとされ、日本国内では企業などのコミュニティの連絡ツールにもされているLINE。
そのLINEの必須アイテムといえば、スタンプではないでしょうか。LINEスタンプはそれぞれ100円ほどで販売されていますが、これを自主制作し販売することができるのをご存知でしょうか。
特に特別なスキルや資格は必要なく、プロのイラストレーターでなければ無理だなんて制限は設けられていません。
画力に関しても味があるなどと評価されるヘタウマ程度の方が人気が高かったりするものです。
このため、副業としてLINEのスタンプを制作販売している方が急増している状況です。
LINEスタンプの販売方法は?
LINEスタンプを販売するためには、クリエイター登録をする必要があります。
LINEクリエイターズマーケットにアクセスをし、必要事項を記入して登録をしましょう。
次に実際にスタンプを作成していくわけですが、縦370ピクセル、横320ピクセルとサイズは決められています。
このサイズで日常会話で使いやすいと思えるような画像を40個登録します。
注意点などは販売マニュアルに記載されていますから、しっかりと熟読するようにしましょう。
ここまで終わったらマイページにある新規登録からLINEスタンプを申請し、承認してもらうことができれば販売開始になります。
審査では規約を違反していたり、ガイドライン違反を犯しているなどの場合にはリジェクトといって差し戻されてしまいます。
審査時間ですが、実は副業や本業にしようと多くの方がスタンプ作成・販売を行っており審査依頼が殺到している状況です。
長い場合には2ヶ月前後も掛かるとされていますから、リジェクトされてまた待つということを繰り返さないように一発で審査が通るようにガイドラインを読み込んで作成しましょう。
LINEスタンプの副業はどのくらい稼げるの?
気になるのはやはり副業にできる程度に儲けられるかという点ではないでしょうか。
ぶっちゃけて参入障壁がなく誰にでも参加ができることから、審査依頼も殺到しており、2ヶ月程度は一銭にもならないという方がほとんどです。
更に振込発生ができる1000円という金額まで届かずに諦めてしまう方も多い傾向があります。
これはLINEスタンプの相場価格がせいぜい100円前後に設定せざるを得ないからです。
振込手数料が540円掛かりますから、10人が購入してくれても、月収で460円程度しか収入が得られないとなれば、アホらしくなり辞めてしまう気持ちも分からなくありませんね。
ただしLINEスタンプ誕生時から参入している方の中には、大人気スタンプの販売に成功し、1000万円以上の報酬を得ているという方もいらっしゃいます。
流行や若い子などの感覚。コミュニケーションの中であれば便利だとか面白いと思えるようなスタンプ作成ができれば、高額な副業にできる可能性も少なくありません。
夢はあるが過当競争状態
LINEスタンプの作成、販売は参入障壁がなく誰にでも行えるため、狙い目の副業と見ている方は少なくありません。
しかしながら参入障壁がない分、こぞって多くの方が参入しており、現在は過当競争状態になっているのが現状です。
審査待ち2ヶ月でなかなか販売ができず、途中で諦めてしまう方もいらっしゃいますから、副業にしたいのであれば諦めずに常に新しいものを作り続けようとする根気が必須と言えるでしょう。