副業を始めるのはいいのですが、覚えておかなければならないのが所得税についてです。
会社の給料だけであれば年末調整で済ませることが出来ますが、副業を始めた場合には自分で申告しなければならない場合も出てきます。
申告は面倒に思えるかもしれませんが、とても大事な事なのです。
収入によって税率が変わってくる
所得税は所得金額によって税率が変わってくるため、一律に何%ということは言えません。
金額は1月1日から12月31日までの一年間の所得で申告することになります。
税率は年間の所得金額が195万円以下の場合には5%で、195万円を超えて330万円以下の場合には10%に設定されています。
これに復興特別所得税が上乗せされることになるのです。
収入がそのまま対象になるのではなく、経費を除いた金額になります。
ですから必要経費が多ければ、収入は多くても所得税の対象となる所得は少なくなることになります。
税務署で事前に相談しておく
始めて副業での収入を申告する場合など、経費で何が認められるのかが判断できない場合もあるでしょう。
税金の申告はしっかりと正確に行う事が大事ですから、分からない事については税務署に行って相談しておくことも大事です。
自分ではだいたいの所得税を計算できても、必要経費などを税務署が認めてくれなければ意味がありません。
確定申告の時期が近づくと相談窓口なども混みますから、早めに相談をしておくことも大事です。
副業ですから高収入になっていないとしても、税金の申告はしっかりとしておくようにしましょう。
確定申告によって所得税が決まるだけではなく、住民税なども決まってくるので大事な事なのです。
所得税には必要経費が認められる
所得税は副業で稼いだ収入全てに課税されるのではなく、必要経費などを除いた金額になります。
ですから仕事内容によって、同じ収入を稼いでいても課税対象となる金額には違いが出ます。
他の人の金額を参考にするよりも、税務署で相談した方がはっきりとした金額を知ることが出来るのです。